更新日:2022.10.04
「医療脱毛に通いたいけど痛みが気になる」「痛いと聞いているから続けられるか不安」「医療脱毛と脱毛サロンではどう痛みが違うの?」など、医療脱毛をおこなうクリニックや脱毛サロンに通う際にこのような脱毛の痛みについての心配は切っても切れない悩みの1つですよね。
せっかく大金を出して脱毛するのに「痛くて続けられない!」なんてことになったらもったいない!そこで、 脱毛口コミランキングなび by Amebaでは、医療脱毛と脱毛サロンでの痛みの違いや、そもそも脱毛がどうして痛いのかを解説していきます。
脱毛が痛い原因は主に脱毛機と脱毛する部位。そこをしっかり理解することで、痛み対策をおこなうことができます!
もくじ
脱毛サロンやクリニックに通ったことがある方は、 脱毛の痛みを「ビリっとした痛み」「輪ゴムで弾かれたような痛み」と例える人が多いです。
ではそもそも、なぜ脱毛は痛いのでしょうか。脱毛はムダ毛に含まれるメラニン色素が光と熱を吸収したとき肌に痛みが走ります。
従来型の脱毛機の場合、脱毛サロンでは80℃程度の高温を毛根部(メラニン色素)へ照射するのが一般的でした。クリニックでは、さらにそれを上回る250℃程度の高温をあてていたため、脱毛をするときの痛みが非常に強かったのです。
最近では、メラニン色素と関係ない、肌の浅い部分にあるバルジ領域(毛を包み込んでいる組織全体)に60度程度の低温を照射する脱毛方法を取り入れる脱毛方法が増え、脱毛の痛みはだいぶ和らいでいます。
ただし、脱毛の痛み度合いは人によってさまざま。同じ人でもその日の体調や肌状態で感じ方も変わるため、脱毛をするときに全く痛みがないわけではないことを知っておきましょう。
脱毛の痛みは、メラニン色素が原因であることがわかりましたが、実はそのほかにも痛みを感じやすくなる要因があります。
以下、脱毛で痛みを感じやすい人の特徴をピックアップしました。あなたはいくつ当てはまりますか?
女性はとくに毎月生理がくることで肌荒れ・体調不良など起こしやすいので、場合によっては無理をせず、身体と相談して脱毛をお休みすることも大切です。
医療脱毛をおこなうクリニックと脱毛サロンとでは脱毛をする機械が違うというのは知っている人も多いですよね。ここでは脱毛機器の違いやそれぞれの脱毛のしくみを解説します!
一般的に、脱毛サロンでおこなう脱毛は痛みが少ないといわれています。
理由は、脱毛サロンでおこなう光脱毛は、繰り返し毛根にダメージを与えることで、徐々に毛を生えにくくする減毛、または抑毛効果に留まるため、一回一回の照射時のパワーが弱いことから、脱毛時の痛みを抑えることが可能になりました。
一方、医療脱毛は、医師の管理のもと、毛根にある発毛組織そのものを破壊するため、半永久的な脱毛効果が出やすいという特徴があります。照射パワーが強いため、脱毛時の痛みも強いというわけです。
ただし、一般的に痛みが強いといわれる医療脱毛でも、痛みが少ない脱毛機を導入しているクリニックもあります。使用する脱毛機の種類によって、脱毛の痛みレベルが異なってくるので、このあと詳しく解説していきます。
半永久的な脱毛効果を期待できる、クリニックの医療脱毛は一般的に痛みが強いといわれますが、脱毛機によっては痛みのレベルが弱いものがあります。
できるだけ医療脱毛で痛みをおさえたいという方は、医師とよく相談し、テスト照射が可能であればおこなってもらうなどして選びましょう。
医療脱毛の種類 | 脱毛の痛みレベル | クリニック例 |
---|---|---|
ヤグレーザー |
最も痛い |
リゼ、アリシア、GLOW |
アレキサンドライトレーザー |
痛い |
レジーナ、アリシア、GLOW、湘南美容 |
ダイオードレーザー |
普通 |
リゼ、GLOW、アリシア、レジーナ、湘南美容 |
クリニックでおこなう医療脱毛で最も痛みが強いのがヤグレーザー。
人によっては、脱毛するときに、涙が流れるくらい痛みがあるようです。ヤグレーザーは、長い波長が特徴で、とくに濃くて太い剛毛に脱毛効果が出やすく、男性の髭脱毛で採用されることが多いレーザーです。
次に、クリニックで痛いといわれているのがアレキサンドライトレーザー。
アレキサンドライトレーザーは、日本人の一般的な肌質・毛質への脱毛に向いていることから、日本で最も脱毛実績があります。ヤグレーザーとは対照的に、短い波長でパワーが強く瞬時に細胞を破壊していきます。髭やVIOなどの濃くて太い毛の脱毛にも効果が期待されます。
クリニックの医療脱毛で、痛みが普通レベルなのがダイオードレーザー(とはいっても、VIOなど濃くて太い毛が密集している部位の脱毛はなかなか痛いようです)。
ダイオードレーザーは、ヤグレーザーとアレキサンドライトレーザーの中間の波長で脱毛をおこないます。メラニン色素への反応も中間レベルのため、毛質・肌質を問わずに脱毛効果が期待できます(産毛、多少の色黒肌への照射も可)。アトピー肌への照射も可能なため敏感肌の方でも脱毛にトライすることができます。
脱毛サロンでおこなう光脱毛は、だいぶ痛みはやわらぎますが、それでも全く痛くないわけではありません。脱毛時の痛みが強い順番で光脱毛を並べてみるとIPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛、ハイパースキン脱毛となります。
気になる脱毛サロンがどの光脱毛を導入しているかは、脱毛サロンの公式サイトに載っているので、気になる方は確認するとよいでしょう。また、光脱毛の種類によって脱毛効果を期待できる毛質が異なってくるので、そちらも合わせて確認しましょう。
光脱毛の種類 | 脱毛の痛みレベル | 脱毛サロン例 |
---|---|---|
IPL脱毛 | 輪ゴムで弾かれるような刺激 | 銀座カラー、シースリー、ストラッシュ、ジェイエステ、キレイモ |
S.S.C.脱毛 |
輪ゴムで弾かれるような刺激 |
ミュゼ |
SHR脱毛 |
温かさを感じる程度 |
ストラッシュ、ラココ、キレイモ |
ハイパースキン脱毛 |
ほぼ痛みなし |
ディオーネ |
光脱毛のなかで一番痛みが強いのが、IPL脱毛です。黒いメラニン色素に反応するメカニズムですが、光の出力は弱めで痛みはだいぶ和らいでいます。ワキやVIOといった濃くて太い毛が生えている部位の脱毛に効果が出やすいため毛深い方におすすめです。
抑毛効果と美肌効果のあるジェルを肌に浸透させながら脱毛機をあてるS.S.C.脱毛は、肌のケアをしながらムダ毛を徐々に減らしていく方法のため、痛みは少ないですが、部位によってはIPL同様、輪ゴムではじかれたような刺激があります。VIOなどの太い毛から産毛まで毛質を選ばす脱毛できます。
脱毛時の痛みはほとんどなく、温かさを感じる程度といわれているのがSHR脱毛。SHR脱毛では、毛を生やすように命令する皮膚の組織、バルジ領域に作用するため毛周期と関係なく脱毛できます。またメラニン色素に反応しないことから、色素の薄い産毛や日焼け肌への照射が可能となりました。
光脱毛でほぼ痛くないといわれている手法は、ハイパースキン脱毛です。毛が生える前段階である、発毛の種にアプローチし毛を生えにくくし、温度は38度程度と低く痛みを感じにくいです。そのため、敏感肌の方の施術例が増えています。
ただし、ハイパースキン脱毛は導入している脱毛サロンが少ないことと、脱毛料金が高額であるというデメリットがあるので、そこだけ注意しましょう。
昔の脱毛は、高額で激しい痛みを伴うものでした。しかし、いまは脱毛機もどんどん進化してきて、痛みを感じる人は少なくなってきています。実際に脱毛へ行ってみると「あれ?脱毛ってこんなもんか」とそこまで痛みを感じずに脱毛できる人も多いようです。
実際、脱毛口コミランキングなび by Amebaの調査によると、脱毛サロンの場合、約7割の方が痛くないと回答しています。そのため、脱毛の痛みに関してはそこまで心配する必要はないでしょう。
脱毛の痛みに関する調査結果をもっと知りたい人はこちらの記事をチェック!
「痛くない脱毛サロンはあるの?」 "脱毛サロンやクリニックに通ってつるスベ肌を手に入れたい! そう思っても「脱毛は痛い」というイメージをもっている人も多いはず。 せっかく高額な料金を払ったのに、痛みに耐えられず通い続けられなかったら嫌ですよね。 脱毛口コミランキングなび by Amebaでは、実際に脱毛の施術経験がある1,165人に痛みについてアンケートを実施すると予想外の結果になりました! この記事では ・脱毛経験者はどのくらい痛みを感じているのか ・痛くない脱毛サロンはどこか などを詳しく紹介していきます。ぜひ自分にぴったりの脱毛サロン選びの参考にしてみてください!
ここまで、脱毛の痛みは脱毛機によって異なることと、現在の脱毛機は進化しているため、あまり痛みを感じない人が多いことを解説してきましたが、ここでもうひとつ、部位によっても痛みが違ってくることについて説明しなければなりません。
私たちの体は、部位によって毛の濃さや、皮膚の薄さが変わってきますが、それによって脱毛時の痛みの感じ方も変わってきます。
以下の特徴をもつ部位は、とくに脱毛時に痛みを感じやすい傾向にあるので、要チェックです!
これらの特徴にあてはまる代表的な脱毛部位は、ワキ、VIO、顔、ヒザです。このあと、詳しく部位別の痛みと施術時間について解説していきますので、脱毛時の痛みに耐えられるか参考にしてみてください(※)。
(※)施術時間は脱毛サロンやクリニックによって異なるためあくまでも目安
人気の高いワキ脱毛。ワキの毛はほかの部位に比べて濃く密集していますよね。さらに、皮膚が薄く神経も近いので、脱毛時には刺激を強く感じやすい部分です。
しかし、脱毛範囲は狭いので、施術にかかる時間は両ワキで10分~15分程度。施術時間が短いので、なんとか耐えられる人も多いはず。また、太い毛が抜け落ちて脱毛の効果実感もしやすく、脱毛の回数を重ねていくうちに痛みも減っていきます。
生理時の不快感からVIO脱毛をおこなう女性は多いですが、想像通りVIO脱毛はワキ脱毛と同じように太い毛が密集していることと、VIO付近は皮膚が薄いことから痛みを感じる人が多い部位です。
さらにVIO脱毛はワキ脱毛よりも施術範囲が広いので、VIO脱毛にかかる施術時間は30分くらいと考えておくとよいでしょう。
また、VIOのなかでも、とくにIライン脱毛は、痛みを感じやすいので、脱毛施術の際には意識しておきましょう。
最近では、眉間やおでこなど顔のムダ毛を脱毛したい女性が増えてきました。しかし、顔には無数の神経や毛細血管が張り巡らされているため、顔は刺激に弱く、脱毛時に痛みを感じる人も多いです。
顔は繊細な部位のため、ひとつひとつ丁寧に脱毛する必要があり、顔脱毛にかかる施術時間は30分くらいです。
足脱毛で意外な盲点が膝(ヒザ)。
ヒザは骨の関節部分であり、脂肪が少ないのと骨伝導で刺激が伝わりやすいため、脱毛に痛みを感じる人も多いです。施術範囲は狭いので、ヒザ脱毛にかかかる施術時間は5分~10分で終わりますが、ヒザは毛が太いので脱毛時に痛みを感じる人が多い傾向です。
脱毛は体や肌の状態で痛みの感じ方は変わってきます。最後に、なるべく脱毛時に痛みを避ける方法を紹介していきます。どれも実際にすぐ取れ入れることができる対策なので、ぜひ脱毛前や脱毛中に心がけてみてくださいね!
脱毛施術日の前日にしっかりとスキンケアすることと、体調の異変に敏感になることで激痛から免れることができます。
脱毛の前日はセルフシェービングで大忙しでしょうが、肌を乾燥から守るためにシェービング後は保湿までしっかりおこなうことで痛み対策しましょう。家庭にあるローションや保湿クリームを塗るだけなので、めんどくさがらずにやってみましょう。
とくにVIOなどのデリケートゾーンのお手入れは念入りに。また、保湿をおこなうことで、脱毛の効果を上げることもできます(あまりにも乾燥している肌の場合、脱毛の施術を断られる場合もあるので注意)。
また、女性は生理になると自分が思っている以上に肌が敏感になっています。そのため、生理になりそうな場合や、生理とかぶってしまった場合は脱毛サロンへ早めに連絡を入れて、予約を別日に入れ直すことをおすすめします。(脱毛サロンの多くは、生理であってもVIO以外の脱毛をおこなえることが多いですが、肌全体に影響を及ぼすことがあるため脱毛するかの判断は慎重におこないましょう)。
生理とは関係なく、肌が荒れてしまう日もあるでしょう。普段から睡眠時間をしっかり確保するなどしてコンディションを整える努力は必要ですが、それでもニキビや吹き出物が目立つ場合は、無理に脱毛しないようにしましょう。
加えて、脱毛中に日焼けしないことも重要な痛み対策です。赤くヒリヒリしてしまった状態だと脱毛を断られてしまうこともあります。普段からマリンスポーツを好んでいるという方は、日焼け肌への照射がOKなSHR脱毛を採用している脱毛サロンで相談してみましょう。
よく「脱毛は痛みがあるほうが効果があるのでは?」と思う人がいます。効果的な脱毛は自身の毛周期に合わせて行くことや、前後の肌ケアがとても大事なので、痛くて脱毛が続けられなかったりしたら元も子もありません。
施術中、痛みが強いときは我慢せずに施術担当者に伝えましょう。とくにワキやVIOのような、毛が太い部位の脱毛は痛みが出やすいです!痛みを感じるときは出力を下げてくれたり、クリニックでは痛みを軽減するクリームや麻酔を対応してくれるところもあるので早めに声をあげましょう。
施術者に声をかけるのは勇気がいる…と思っていても、痛みは人に伝わりません。しっかり伝えて最適な脱毛をしていきましょう。
最後にもう一度脱毛の痛みについておさらいしておきましょう。
脱毛中に痛みを感じる場合の理由はメラニン色素が関係しているため。痛いのが苦手という方は、メラニン色素に反応しない、SHR脱毛やハイパースキン脱毛を採用している脱毛サロンをおすすめします。
脱毛の痛みをゼロにするのは難しいですが、工夫次第で痛みを緩和できるので、下記のポイントをしっかり心得ておきましょう。
GLOW(グロウ)クリニック
リゼクリニック
フェミークリニック
クレアクリニック
TCB 東京中央美容外科
KMクリニック
レジーナクリニック
SBC 湘南美容クリニック
フレイアクリニック
エミナルクリニック
イセアクリニック
渋谷美容外科クリニック